AnnexeⅫ【分室Ⅻ】〜眼鏡小物

Magnifying Glass ルーペ/拡大鏡

Georgean Gold-Filled Pocket Magnyfing Glass
Georgean Gold-Filled Quizzing Glass
ジョージアン 金張り携帯用ルーペ/金張りクイズングラス

c1830 England
1830年頃 イギリス
刻印なし 長さ:8.7cm/ 7.5cm 合金(金張り) レンズ
 
ロニエット・チェーン、革紐やリボンをつけ首から下げてペンダントルーペとして楽しみたい小型サイズ。レンズを覆うフレームからハンドルまで隙間なく模様を刻んだ、19世紀前期ゴールドラッシュ前の金張り携帯用ルーペ(拡大鏡)とクイズングラス(柄付き片眼鏡)である。鍍金の100倍も層の厚みがある金張りは、磨耗で地金が出ることは殆ど無くゴールドの高級感を得られると同時に、地金が合金のため道具としての耐久性もある。
 
クイズングラスのレンズにスクラッチあり。
 
*画像に使用しているケースは付属しません 
 

Victorian Tortoiseshell Folding Magnifying Loupe
ヴィクトリアン べっ甲折りたたみルーペ

Late 19thC England
19世紀後期 イギリス
刻印なし 長さ:5.4cm(収納時、カン含まず)
べっ甲 天然樹脂 レンズ
 
骨董蒐集家の必需品、銀器の刻印や宝石の疵などを見るための高倍率ルーペである。べっ甲の板に挟まれたレンズ枠は、ヴィクトリア時代植民地から輸入加工して利用され始めた天然ゴムの一種ヴァルカナイト(エボナイト)で作られている。レンズ二枚を重ねると10倍程度の拡大率が得られる。
 
真鍮など金属製ルーペが主流であった当時、ステータスのあるものを所有したい者のために作られた逸品である。
 

過去の作品

RISLER et CARRÉ Silver Magnifying Glass
RISLER et CARRÉ 銀製拡大鏡

c1900 Paris France
1900年頃 パリ フランス
刻印:ミネルヴァ(純度950)、工房印、RISLER&CARRÉ PARIS
長さ:17.5cm 銀 レンズ
 
フォーブル=サントノレ通りに店を構えていたRISLER et CARRÉ(1897-1912)は、短い操業期間にもかかわらずフランス屈指の銀工房及び銀器商として名を残し、彼らの作品は現在も欧米の競売で高く評価されている。
 
RISLER et CARRÉの書斎用ルーペ(拡大鏡)は、レンズを覆うフレームからハンドルまで月桂樹の葉を編んだ装飾(月桂冠)が刻まれ、特にハンドル部分の透かし細工が見事である。アンティークのカトラリーやパラソルのハンドルにレンズフレームを後から取り付けた「アンティーク・ルーペ」が市場に出回る中、オリジナル銀製ルーペでこのサイズは稀少である。
 
オリジナル凸レンズ中央のスクラッチは、机に置く度についたものである。
*SOLD* 
 

Small Bone Handled Magnifying Glass /Small Brass Magnifying Glass
獣骨柄付き小型拡大鏡/真鍮製小型拡大鏡

Late 19thC Probably France /Early 19thC Probably England
(左)19世紀後期 おそらくフランス
長さ:8.0cm 直径:1.7cm 獣骨 鍍金された金属 ガラスレンズ
(右)19世紀初期 おそらくイギリス
長さ:7.0cm 直径:2.6cm 真鍮 レンズ
 
厚みのあるレンズに獣骨の柄の付いた槌の様な形状の拡大鏡は、地図や書物の上に直接置いて使用するものであり、極細かい文字に対応する。オリジナルケースつき。
 
英国ジョージⅣ時代の真鍮製の拡大鏡は10倍程度の倍率があり、当時の科学者等が専門分野において使用したものと考えられる。オリジナル革製ケースの品質から当時の高級品であったことが窺える。
*SOLD*