AnnexeⅦ【分室Ⅶ】〜飾り小箱

Pottery & Porcelain 陶磁器

Samson Paris Porcelain "Cupid Playing with Lamb" Bonbonnière
サムソン パリ窯 磁器製「子羊と戯れるクピド」ボンボニエール

c1880 Paris France
1880年頃 パリ フランス
窯印なし 高さ :5.2cm 磁器 オルモル(金色合金)
 
18世紀の英国チェルシー窯の軟質磁器を模した19世紀パリのサムソン工房によるボンボニエール。"A MOY PENSEZ (私を想って)" のメッセージ入りリボンを体に巻いたクピド、蓋の両面は花が手描きされている。
 
宮廷文化が栄えた18世紀以降、現在に至るまでヨーロッパでは洒落た高級小箱は贈り物や蒐集品として人気が高い。ボンボニエールはボンボン(砂糖菓子)を入れる蓋付き容器で日本でも明治以降皇室の引き出物とされている。
 
19世紀中後期のヨーロッパでは、貴族や新興ブルジョワの18世紀宮廷文化への憧れから、ロココ・リバイバルの作品が数多く作られた。なかでもEdmé Samson(1810-98)と息子Emile(1837-1913)によるサムソン工房は、18世紀陶磁器作品の写しで定評があり、品質の高さは美術館が所蔵品の複製を依頼するほどであった。サムソン工房はオリジナル作品との混同を避けるためにサムソンの窯印を入れたが、蒐集家や骨董商によって後に印を消されたものもある。
 
子羊の片耳に小さな欠けあり。
 

Samson Paris Porcelain "Masked Lady" Bonbonnière
サムソン パリ窯 磁器製「仮面の貴婦人」ボンボニエール

c1880 Paris France
1880年頃 パリ フランス
窯印なし 長さ:6.5cm(カン含まず) 高さ:4.8cm
磁器 ペースト オルモル(金色合金)
 
舞踏会で羽目を外しても正体が分からぬよう、黒い仮面を着用したロココ時代の貴婦人を意匠としたボンボニエール。歯を見せて微笑む口元、目蓋からはペーストガラスの目が覗く。オルモル製の蓋には花が刻まれ、タッセルやリボンを通すためのカンが付いている。
 
宮廷文化が栄えた18世紀以降、現在に至るまでヨーロッパでは洒落た高級小箱は贈り物や蒐集品として人気が高い。ボンボニエールはボンボン(砂糖菓子)を入れる蓋付き容器で日本でも明治以降皇室の引き出物とされている。
 
19世紀中後期のヨーロッパでは、貴族や新興ブルジョワの18世紀宮廷文化への憧れから、ロココ・リバイバルの作品が数多く作られた。なかでもEdmé Samson(1810-98)と息子Emile(1837-1913)によるサムソン工房は、18世紀陶磁器作品の写しで定評があり、品質の高さは美術館が所蔵品の複製を依頼するほどであった。サムソン工房はオリジナル作品との混同を避けるためにサムソンの窯印を入れたが、蒐集家や骨董商によって後に印を消されたものもある。
 

Samson Paris Porcelain Horse Head Bonbonnière
サムソン パリ窯 磁器製馬の頭ボンボニエール

c1880 Paris France
1880年頃 パリ フランス
マイセン窯印を模した窯印とチェックマーク
長さ:8.7cm 高さ:5.6cm 磁器 オルモル(金色合金)
 
馬を所有する上流階級の者に高い人気の馬型ボンボニエール。たてがみや毛並みが丁寧に手描きされている。オルモル製の蓋には王冠と盾の紋章が刻まれている。
 
宮廷文化が栄えた18世紀以降、現在に至るまでヨーロッパでは洒落た高級小箱は贈り物や蒐集品として人気が高い。ボンボニエールはボンボン(砂糖菓子)を入れる蓋付き容器で日本でも明治以降皇室の引き出物とされている。
 
19世紀中後期のヨーロッパでは、貴族や新興ブルジョワの18世紀宮廷文化への憧れから、ロココ・リバイバルの作品が数多く作られた。なかでもEdmé Samson(1810-98)と息子Emile(1837-1913)によるサムソン工房は、18世紀陶磁器作品の写しで定評があり、品質の高さは美術館が所蔵品の複製を依頼するほどであった。サムソン工房はオリジナル作品との混同を避けるためにサムソンの窯印を入れたが、蒐集家や骨董商によって後に印を消されたものもある。
 

Samson Paris Porcelain Dog Head Bonbonnière
サムソン パリ窯 磁器製犬の頭ボンボニエール

c1880 Paris France
1880年頃 パリ フランス
窯印なし 高さ:5.8cm 磁器 オルモル(金色合金)
 
現代のブルドッグの原種となったオールドイングリッシュ・ブルドッグと思われるユーモラスな表情の犬の頭のボンボニエールである。オルモル製の蓋にはロココ風の渦巻き模様が刻まれている。
 
宮廷文化が栄えた18世紀以降、現在に至るまでヨーロッパでは洒落た高級小箱は贈り物や蒐集品として人気が高い。ボンボニエールはボンボン(砂糖菓子)を入れる蓋付き容器で日本でも明治以降皇室の引き出物とされている。
 
19世紀中後期のヨーロッパでは、貴族や新興ブルジョワの18世紀宮廷文化への憧れから、ロココ・リバイバルの作品が数多く作られた。なかでもEdmé Samson(1810-98)と息子Emile(1837-1913)によるサムソン工房は、18世紀陶磁器作品の写しで定評があり、品質の高さは美術館が所蔵品の複製を依頼するほどであった。サムソン工房はオリジナル作品との混同を避けるためにサムソンの窯印を入れたが、蒐集家や骨董商によって後に印を消されたものもある。