AnnexeⅧ【分室Ⅷ】〜ヴィエナブロンズ

Bird Sanctuary 鳥類誘致園

Vienna Bronze Swallow on a Twig Watch Holder
ヴィエナブロンズ 小枝にとまるツバメ 懐中時計掛け

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし 奥行き:16.5cm ブロンズ ガラス
 
ガラスの拡大鏡が仕込まれた珍しい懐中時計掛け。レンズ正面から覗くと拡大された文字盤がフレーム内に映り、置き時計として楽しめる仕組みである。レンズと時計掛けの間のトレイにウォッチキーやチェーンを置くことができる。工夫次第で女性用ペンダントや小さな写真入れを掛けても面白い。
*画像の時計(展示用、欠陥品)はご希望でお付けします
 

Vienna Bronze Magpie
ヴィエナブロンズ カササギ

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし 長さ:15.0cm(本体) 16.0cm(台座) ブロンズ 黒塗木製台
 
作曲家ロッシーニが1817年ミラノ・スカラ座のために完成させたオペラ『泥棒かささぎ』の題名どおり、カササギは光るものを好むため貴金属を持ち去る習性があり、ヨーロッパでは巣からお宝が発見できると云われる。またその鳴き声からおしゃべりな鳥、前兆を示す鳥として古くから親しまれている。
 
尾をピンと上に向け首をかしげるブロンズのカササギは、白黒に塗り分けられた細かな羽毛、つやのある黒目、趾(アシユビ)や爪などが巧みに表現されている。木製台座に固定されている。
 

Vienna Bronze Kingfisher Capturing Small Fish
ヴィエナブロンズ 小魚を捕らえたカワセミ

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし 高さ:9.0cm ブロンズ
 
日本では「翡翠」「飛ぶ宝石」などと呼ばれる美しい青色の羽を持つカワセミは、英語ではキングフィッシャー Kingfisher(魚獲りの王)と呼ばれ、頭から水に飛び込んで獲物を捕らえる姿が、王の名にふさわしいとされる。カワセミの目の表情や嘴、羽根、捕獲された魚の形状が生き生きと表現された、実物大の迫力あるブロンズ作品である。
 

Vienna Bronze Marguerites and Bird
ヴィエナブロンズ マーガレットと小鳥

c1920 Austria
1920年頃 オーストリア
刻印なし 長さ:12.3cm ブロンズ
 
リアルな花もブロンズ製。小鳥はヨーロッパに生息する腹の黄色い四十雀と思われる。つやのあるエナメルで仕上げた黒目は光を宿し生き生きしている。恋の花占いをフランス語では"effeuiller la marguerite(マーガレットの花弁むしり)" と言うが、マーガレットと小鳥を組み合わせた可憐な作品は、恋人たちの贈り物用に制作されたのであろうか
 

Vienna Bronze Pecking Bird
ヴィエナブロンズ ついばむ小鳥

Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし 長さ:4.8cm  高さ:4.7cm ブロンズ
 
リアルに着色された小鳥はヒワ族の野鳥と思われる。つやのあるエナメルで仕上げた黒目は光を宿し生き生きしている。下を向き何かをついばむ小鳥のポーズは、ブロンズの重量ある体を華奢な両脚でバランス良く自立するよう設計されている。
 

Pair of Viennese Cold Painted Spelter Parrots
ヴィエナ スペルター インコ一対

Early 20thC Austria
20世紀初期 オーストリア
刻印なし 高さ:15.1cm スペルター(亜鉛合金) ガラス
 
ヴィエナブロンズは、ロンドン、パリ、ニューヨークの高級百貨店向けに輸出され、贈答品や室内装飾品として貴族に蒐集された。打ち出しや彫金などの手間ゆえに高価なブロンズ細工の廉価版として19世紀終りには、スペルター(亜鉛合金)作品も製作された。
 
実物大のインコ2羽は、スペルター製でありながら羽根の毛筋まで細密に描かれ、ガラスの義眼を嵌めた迫力ある作品に仕上がっている。
*バラ売りします
 

過去の作品

Vienna Bronze Wooden Leg Bird Having a Meal
ヴィエナブロンズ 食事をする義足の鳥

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印:GESCHUTZT 高さ:5.8cm ブロンズ
 
皿の食べ物を匙ですくう労働者風に擬人化された鳥。右足は棒状の義足である。薄く開いた嘴からは舌がのぞき、義足の脚の包帯やズボンを吊るサスペンダーなど細かく丁寧に作られている。非常に珍しいモデルで詳細は不明であるが、当時ヨーロッパで流行した風刺画または児童絵本のキャラクターと思われる。
*SOLD*
 

Vienna Bronze 2 Birds on Tree Branches Card Holder Stand
ヴィエナブロンズ 枝と小鳥のカードスタンド

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし 幅:約18cm  高さ:9.5cm ブロンズ
 
リアルに着色された二羽の小鳥はヨーロッパに生息する腹の黄色い四十雀と思われる。枝にとまる一羽と飛翔せんとするもう一羽の生命感溢れる小鳥の造形は、鳥の囀りや羽ばたきが聞こえるようである。絵葉書やショップカードを立て卓上のアクセントとして飾ることのできるブロンズ作品である。
 
小枝の一箇所に修復あり。
*SOLD*
 

Pair of Vienna Bronze Crows
ヴィエナブロンズ つがいのカラス

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし (雄)高さ:5.8cm (雌)高さ:4.5cm ブロンズ
 
カラスは古来より洋の東西を問わず、神(特に太陽神)の使いとされ、吉兆を示す鳥であった。しかしロマン主義影響下の18世紀末以降のヨーロッパでは、屍肉を啄む漆黒の鳥として禍々しく不吉なイメージを伴うようになり、カラスの意匠は、19世紀のヨーロッパの美術工芸品においては好まれなかった。大変珍しい作品である。 
*セット売りです
*SOLD*
 

Vienna Bronze Owl
ヴィエナブロンズ ふくろう

c1880 Austria
1880年頃 オーストリア
刻印:B(Bergmanの刻印)
高さ:8.7cm ブロンズ ガラス
 
1860年頃、最初のヴィエナブロンズ工房を構えた職人フランツ・ベルクマン Franz Bergman (1838-1894)、と息子のフランツ・クサーヴァー・ベルクマン Franz Xavier Bergman (1861-1936)の創作した原型は、数あるヴィエナブロンズ作品のなかでも最高水準である。ただし現代物でもその原型が使用されており、アンティークの刻印入り作品は蒐集家に人気が高い。
 
ガラスの義眼を嵌めた作品は初期のものだけに見られ、のちにはコールド・エナメルで描かれた眼のものだけになる。左眼のガラス内側の瞳孔のエナメルに若干の薄れがある。
*SOLD*
 

Vienna Bronze Pink Parrot on a Tree Branch
ヴィエナブロンズ 枝にとまったピンク色のインコ 

c1890 Austria
1890年頃 オーストリア
刻印:GESCHUTZT ブロンズ
(インコ)高さ:6.0cm (枝)長さ:14.7cm
 
リアルな木の枝もブロンズ製。インコ自体はさほど大きいサイズではないが、複雑な枝振りのひと枝に趾(アシユビ)でとまっている様は、全体として飾り映えのする作品に仕上がっている。南国からヨーロッパへ古くから伝えられた、知能が高く色彩あざやかな羽のオウムやインコは、愛玩動物として貴族に好まれた。
*SOLD*