Vienna Bronze Wild Boar
ヴィエナブロンズ 野生のイノシシ
c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
体長:18.0cm
牙を剥く野生のイノシシをかたどった、迫力あるサイズとヴォリュームのブロンズ作品である。牙歯や舌、ひづめまで細かく再現されており、エナメルの着色も良い状態である。ギリシア神話や北欧神話など多くの文化においてイノシシは、その凶暴性から畏れられる一方、戦闘に臨む勇気の象徴として古くからヘルメットや紋章の意匠に使用されている。
Vienna Bronze Beatrix Potter Timmy Tiptoes
ヴィエナブロンズ ビアトリクス・ポター つまさきティミー
c1920 Austria
1920年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:3.0cm
イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポター(1866-1943)が1911年に発表した"The Tale of Timmy Tiptoes(つまさきティミーのおはなし)"の主人公はいいろりすティミーである。現代でも主要キャラクターのモデルは、Bergmannの原型を1960年代に引き継いだ会社による近年の正規品だけでなく新旧多様なコピー品も市場に出回っている。この作品は多くのエナメルの剥落が見られるが色彩と質感が感じの良い戦前のものである。
*ねずみは別売りです
Vienna Bronze Miniature Beatrix Potter Hunca Munca
ヴィエナブロンズミニチュア ビアトリクス・ポターハンカ・マンカ
c1920 Austria
1920年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:3.0cm
イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポター(1866-1943)が1904年に発表した"The Tale of Two Bad Mice(2匹のわるいねずみのおはなし)"の主人公ハンカ・マンカである。現代でも主要キャラクターのモデルは、Bergmannの原型を1960年代に引き継いだ会社による近年の正規品だけでなく新旧多様なコピー品も市場に出回っている。この作品は多くのエナメルの剥落が見られるが色彩と質感が感じの良い戦前のものである。
*りすは別売りです
Vienna Bronze Jack Russell Terrier Dog
ヴィエナブロンズ ジャックラッセルテリア
c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
長さ:3.2cm
19世紀イギリスで狐狩り向けに開発された犬種、小型テリアのジャックラッセル。活発で無邪気な犬の性格を表したポーズが目を引くブロンズ作品である。白いスムース(短毛)の体は、通常エナメルの剥落が目立つが概ね良好な状態で、好奇心が強そうな目の表情も魅力である。
Vienna Bronze Standing Black Poodle
ヴィエナブロンズ 立ち姿の黒プードル
Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ
長さ:3.8cm
トリミングした巻毛がお洒落なプードル。古くから水辺の猟犬として活躍し、機能的に水中で活動するために心臓周辺以外の毛を刈られた姿の名残りが現在に至っていると言う。黒エナメルだけの単調な作品に見えるが、巻毛の質感や毛の隙間からのぞく目元も丁寧に表現されている。
Vienna Bronze Set of 3 Pug Dogs Group
ヴィエナブロンズ 3匹のパグ犬
Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印:(2匹に)GESCHUTZT ブロンズ
(中央)高さ:2.4cm 体長:2.7cm
16世紀大航海時代のオランダに中国から渡ったパグ犬は、オランダ王室に寵愛され繁殖されるようになる。以来ヨーロッパの王侯貴族の愛玩犬として珍重され、愛嬌ある姿は工芸品の意匠としても大変好まれた。この作品もパグの動きや表情が見事に表現されている。
*セットでの販売です
*悪魔のびっくり箱銀製チャーム(*SOLD*)は付属しません
Viennese Spelter Group of 7 Miniature Beagle Dogs
ヴィエナスペルターミニチュア 七匹のビーグル犬
c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし スペルター(亜鉛合金)
高さ:1.4cm 長さ:5.1cm
ヴィエナブロンズは、ロンドン、パリ、ニューヨークの高級百貨店向けに輸出され贈答品や室内装飾品として富裕層に好まれ蒐集された。打ち出しや彫金などの手間ゆえに高価であったブロンズ細工の廉価版として、19世紀終りにはスペルター(亜鉛合金)バージョンも製作された。
7匹の犬の一群は、犬の目や首輪までエナメルで手描きした一体もののミニチュア・スペルター作品。スペルター作品に多く見られるエナメルの厚塗り箇所はあるが全体には良い状態である。
*ジャックラッセル親子(*SOLD*)は付属しません
Viennese Spelter Rabbit Holding a Violet
ヴィエナスペルター スミレを咥えるウサギ
Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし スペルター(亜鉛合金)
高さ:7.5cm
ヴィエナブロンズは、ロンドン、パリ、ニューヨークの高級百貨店向けに輸出され贈答品や室内装飾品として富裕層が好み蒐集した。打ち出しや彫金などの手間ゆえに高価であったブロンズ細工の廉価版として、19世紀終りにはスペルター(亜鉛合金)バージョンも製作された。
可憐な紫色の花とハート型の葉のスミレを咥えるウサギ。ヴィクトリア時代には、いつも貴方に誠実であるという意味を込めてスミレを贈ったと云う。この作品も大切な人への贈り物であったのかもしれない。ウサギの白い腹、花や葉の裏まできれいにエナメルの残る良い状態。
Viennese Spelter Red Squirrel Match Holder
ヴィエナスペルター 赤リス マッチ入れ
Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし スペルター(亜鉛合金) ガラス
高さ:7.7cm 長さ:15.0cm
ヴィエナブロンズは、ロンドン、パリ、ニューヨークの高級百貨店向けに輸出され贈答品や室内装飾品として富裕層が好み蒐集した。打ち出しや彫金などの手間ゆえに高価であったブロンズ細工の廉価版として、19世紀終りにはスペルター(亜鉛合金)バージョンも製作された。
マッチを入れる容器に手を添えた小枝の上のリス。繊細な枝やリスの尾もダメージ無く、エナメルの状態も良い。つやのあるエナメルで仕上げたリスの黒目は光を宿し生き生きしている。
過去の作品
Vienna Bronze Monkey Conductor
ヴィエナブロンズ 猿の指揮者
Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:7.4cm
楽器を演奏する動物作品は、音楽の都ウィーンにふさわしく人気のある主題のひとつで、現代においても作り続けられている。この作品は、元来オーケストラ・セットのひとりであり、楽器奏者ものとしては大きいサイズで存在感がある。尻尾でバランスよく立ち、指揮棒を振る腕、振り向いた顔の表情、動きのある表現が見事である。
*SOLD*
Vienna Bronze Monkey Playing Bassoon
ヴィエナブロンズ 猿のファゴット奏者
Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:5.7cm
楽器を演奏する動物作品は、音楽の都ウィーンにふさわしく人気のある主題のひとつで、現代においても作り続けられている。この作品は、元来オーケストラ・セットのひとりであり、楽器奏者ものとしては大きいサイズで存在感がある。膝を曲げ尻尾でバランスよく立ち、眼鏡を掛けた老練なファゴット奏者のリードをくわえた表情が見事である。
*SOLD*
Vienna Bronze Miniature Jack Russell Terrier Family
ヴィエナブロンズミニチュア ジャックラッセルテリアの親子
c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
長さ:1.5cm
19世紀のイギリスで狐狩り向けに開発された犬種、小型テリアのジャックラッセル。一体ものの犬親子のミニチュアブロンズ作品である。わずか1.5cm幅に寄り添って座っている3匹の親子はどの犬もお尻に黒斑があり、それぞれに別の方を向いた尻尾の後ろ姿が微笑ましい。
*SOLD*
Vienna Bronze Beatrix Potter Peter Rabbit
ヴィエナブロンズ ビアトリクス・ポター ピーター・ラビット
c1920 Austria
1920年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:3.5cm
イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポター(1866-1943)が1902年に発表した"The Tale of Peter Rabbit(ピーターラビットのおはなし)"の主人公ピーターである。現代でも人気の高いピーターラビットのモデルは、Bergmannの原型を1960年代に引き継いだ会社による近年の正規品だけでなく新旧多様なコピー品も市場に出回っている。この作品はエナメルの剥落は見られるが色彩と質感が感じの良い戦前のものであり、ヒゲも残る良い状態となる。
*SOLD*
Viennese Spelter Rabbit Couple Watch Holder
ヴィエナスペルター ウサギの夫婦 懐中時計掛け
c1895 Austria
1895年頃 オーストリア
刻印なし
スペルター(亜鉛合金) 大理石 籐 金色合金 模造皮革(紙)
高さ:13.4cm 幅:9.8cm 奥行き:6.8cm
ヴィエナブロンズは、ロンドン、パリ、ニューヨークの高級百貨店向けに輸出され贈答品や室内装飾品として富裕層が好み蒐集した。打ち出しや彫金などの手間ゆえに高価であったブロンズ細工の廉価版として、19世紀終りにはスペルター(亜鉛合金)バージョンも製作された。
ウサギの組んだ腕にとまる小鳥のフックに懐中時計を掛ける仕様。ウサギ足下の金色合金によるアールヌーヴォー装飾で縁取られた模造皮革の上に、時計の鎖を垂らして置くことができる。
*SOLD*
Vienna Bronze Miniature Beatrix Potter Goody Tiptoes
ヴィエナブロンズミニチュア ビアトリクス・ポター つまさきグディ
c1920 Austria
1920年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:1.7cm
イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポター(1866-1943)が1911年に発表した"The Tale of Timmy Tiptoes(つまさきティミーのおはなし)"のはいいろりすティミーの妻グディである。珍しいミニチュアサイズである。絵本(原画)ではピンク色のグディのドレスは白くペイントされ、剥落のほとんど無い良い状態である。
*SOLD*
Vienna Bronze Miniature Bunny in Lettuce
ヴィエナブロンズミニチュア レタスの中の仔ウサギ
Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:(全体)2.4cm (ウサギ)1.8cm
畑のレタスを食べる野生のウサギは、20世紀初頭にビアトリクス・ポターが発表したピーターラビット・シリーズにも描かれている。農場主にとっては迷惑だが微笑ましい光景として作られたミニチュアブロンズ作品である。レタスのグリーンや仔ウサギのつややかな瞳などエナメルの剥落が少ない良い状態である。
*SOLD*
Vienna Bronze Running Hare Pen Wipe
ヴィエナブロンズ 走る野ウサギペンワイプ
Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印:GESCHUTZT ブロンズ 猪?の毛
長さ:16.2cm
ヴィエナブロンズの走り姿のウサギは長期に渡って製作される人気モデルで、比較的頻繁に見つかるが、この作品は珍しい大きなサイズの文房具である。走るウサギの毛並みや爪などの細部までが素晴らしい出来映えである。
動物のたてがみの硬い毛のブラシで、ペン先に付着したインクを拭き取るためのペンワイプ。通常のアンティーク作品はブラシに汚れや摩耗があるが、この作品はブロンズ製の躍動感溢れる野ウサギの背のカーブに合わせて刈られたブラシの毛並みが完璧な状態である。
*SOLD*
Vienna Bronze Mouse and Bucket Match Holder
ヴィエナブロンズ ネズミと木桶 マッチ入れ
Late19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印:1064 GESCHUTZT DEPOSE ブロンズ
高さ:3.8cm
木桶の前に佇むネズミの卓上マッチ入れ。繊細なネズミの尾もダメージ無く、エナメルの状態も良い。つやのあるエナメルで仕上げたネズミの黒目は光を宿し生き生きしている。刻印はないが原型はBergmannと思われ、ネズミ単独また色々な物と組み合わせ製作されているモデルのひとつ。
*SOLD*
Vienna Bronze Cavorting 2 Dogs
ヴィエナブロンズ 戯れる二匹の犬
c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
長さ:12.8cm
絡み合い戯れる首輪をつけた二匹の猟犬の姿は、筋肉や毛並み、鼻に皺を寄せ目を剥く迫力の表情など、細部まで素晴らしい出来映えである。19世紀後期、貴族などの富裕層に向け販売されたヴィエナブロンズの中でも彼らが所有する猟犬は人気モチーフのひとつで多数製造されたが、この作品は犬たちの動きをストップモーションで捉えた珍しい作品である。
*SOLD*
Vienna Bronze 2 Pug Dogs Group Rowing a Boat
ヴィエナブロンズ ボートを漕ぐ2匹のパグ犬
Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ
長さ:11.7cm
16世紀大航海時代のオランダに中国から渡ったパグ犬は、オランダ王室に寵愛され繁殖されるようになる。以来ヨーロッパの王侯貴族の愛玩犬として珍重され、愛嬌ある姿は工芸品の意匠としても大変好まれた。ボートを漕ぐ2匹のパグ犬の作品。ボートやオールには木目が描かれている。19世紀、ロンドンのテムズ川などで行われるボートレースは賭け事の対象となり大変人気を博した。
*SOLD*
Vienna Bronze Rabbit Carrying Arms /Group of 2 Rabbit Running
ヴィエナブロンズ 武器を持つウサギ/走る2匹のウサギ
Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
(右)長さ:6.4cm (左)高さ:6.9cm
鉄砲を抱えサーベル(帯刀)を腰から下げた、軍人のような姿で直立するウサギ。存在感のあるユニークな主題である。
走り姿のウサギは、1匹では狐や猟犬との組み合わせで頻繁に見つかるが、2匹で一体ものは比較的珍しく、飾り映えのする作品。細部のエナメルの剥落が目立つ。
*SOLD*
Vienna Bronze Group of 4 Sheep
ヴィエナブロンズ 4頭羊の一群
c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印:(全ての羊に)GESCHUTZT 1805? ブロンズ
高さ:3.7cm 長さ:9.5cm
白い羊の群れは、ヨーロッパの田舎でよく見かける風景の一部である。キリスト教やユダヤ教では信徒を羊飼いに導かれる羊の群れに喩えたりと、西洋文化において羊は古くから象徴的な動物である。子羊を含む4頭の一群は、一体もののブロンズ作品である。羊の優しい目元口元などの細部まで丁寧に作られている。
*SOLD*
Viennese Spelter Mouse Playing on a Sled
ヴィエナスペルター そり遊びのネズミ
Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし スペルター(亜鉛合金)
高さ:3.5cm 長さ:4.4cm
ヴィエナブロンズは、ロンドン、パリ、ニューヨークの高級百貨店向けに輸出され贈答品や室内装飾品として富裕層が好み蒐集した。打ち出しや彫金などの手間ゆえに高価であったブロンズ細工の廉価版として、19世紀終りにはスペルター(亜鉛合金)バージョンも製作された。
スペルター製とは思えないほど、毛並みや顔の表情など緻密に作られたそり遊びをのネズミは、鞭や手綱などのパーツも状態の良い優品である。
*SOLD*
Vienna Bronze 2 Sitting Puppies
ヴィエナブロンズ 座る仔犬2体
1882 Austria
1882年 オーストリア
(左)刻印:GESCHUTZT 502 DÉPOSE 英国商標登録記号 長さ:10.8cm
(右)刻印:GESCHUTZT 502 英国商標登録記号 長さ:6.9cm
ブロンズ
飾り映えのする大きさ、存在感のある座り姿の仔犬2体は、双方に1882年の英国商標登録記号が刻印がある。狩猟で撃ち落とした獲物を回収する猟犬として、19世紀イギリスで品種改良されたレトリバー種の仔犬を表した、英国市場向けのブロンズ作品である。
チョコレート色とクリーム色の仔犬は、サイズスケールが異なるため揃いではないが、それぞれの個性が際立つ佳作である。
*SOLD*
Vienna Bronze Yapping Pug Dog Pen Wipe
ヴィエナブロンズ 吠え立てるパグ犬 ペンワイプ
Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ 猪?の毛
長さ:11.0cm
16世紀大航海時代のオランダに中国から渡ったパグ犬は、オランダ王室に寵愛され繁殖されるようになる。以来ヨーロッパの王侯貴族の愛玩犬として珍重され、愛嬌ある姿は工芸品の意匠としても大変好まれた。この作品もパグの動きや表情が見事に表現されている。
動物のたてがみの硬い毛のブラシで、ペン先に付着したインクを拭き取るためのペンワイプ。通常のアンティーク作品はブラシに汚れや摩耗があるが、この作品はブロンズ製の躍動感溢れる犬の背のカーブに合わせて刈られたブラシの毛並みが完璧な状態である。犬の黒目の輝きや牙や舌を表現した口内のエナメルも素晴らしい。
*SOLD*
Vienna Bronze Wild Boar
ヴィエナブロンズ 野生のイノシシ
c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印:GESCHUTZT ブロンズ
体長:22.0cm
牙を剥く野生のイノシシをかたどった、迫力あるサイズとヴォリュームのブロンズ作品である。牙歯や舌、ひづめまで細かく再現されており、エナメルの着色も良い状態である。
ギリシア神話や北欧神話など多くの文化においてイノシシは、その凶暴性から畏れられる一方、戦闘に臨む勇気の象徴として古くからヘルメットや紋章の意匠に使用されている。
*SOLD*
Vienna Bronze Pig with Four-Leaf Clover /Set of Pair White & Black Pigs
ヴィエナブロンズ 四葉のクローバーをくわえたブタと白黒ブタ一対
Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ
(クローバーのブタ)高さ:1.4cm (ペアのブタ)体長:各1.5cm
極小ミニチュア作品のブタたち。19世紀後期からドイツ、オーストリア、イギリス、アイルランドにおいて、斑点や縞の無い白ブタは富と繁栄をもたらす幸運のお守りとされ、しばしば口に四葉のクローバーをくわえた姿で表される。
*SOLD*
Vienna Bronze Hound Dog Head Ashtray with Match Holder
ヴィエナブロンズ 猟犬頭部マッチ入れつき灰皿
c1920 Austria
1920年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
幅:10.0cm 高さ:7.5cm
森の木の枝と猟犬の頭部で装飾されたの卓上用灰皿である。マッチを入れる上のカップには、裏側にマッチを擦るための図案化された線刻がある。アクセサリーなどの小物入れにも利用できる。エナメルの剥げも少なく良い状態。
*SOLD*
Vienna Bronze Rabbit Playing Cello
ヴィエナブロンズ ウサギのチェロ奏者
Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:8.0cm
楽器を演奏する動物作品は、音楽の都ウィーンにふさわしく人気のある主題のひとつで、現代においても作り続けられている。この作品は楽器奏者ものとしては大きいサイズで存在感がある。元来オーケストラ・セットのひとつであったかどうかは不明。チェロやコントラバス等、独奏楽器の奏者は単独でも製作された。
*SOLD*
Vienna Bronze Bear Gentleman
ヴィエナブロンズ 熊の紳士
Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:6.0cm
右手にシルクハット、左手にステッキを携えた熊の紳士。ステッキでバランスを保つよう設計された2本足の立ち姿は威厳ある雰囲気を漂わせつつもユーモラスである。擬人化された熊のヴィエナブロンズ作品は比較的珍しい。
*SOLD*
Vienna Bronze 4 Pug Dogs Group Rowing a Boat
ヴィエナブロンズ ボートを漕ぐ4匹のパグ犬
Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ
長さ:14.5cm
16世紀大航海時代のオランダに中国から渡ったパグ犬は、オランダ王室に寵愛され繁殖されるようになる。以来ヨーロッパの王侯貴族の愛玩犬として珍重され、愛嬌ある姿は工芸品の意匠としても大変好まれた。3匹の漕手と1匹の舵手のパグ犬が乗ったボートの作品。ボートやオールには木目が描かれている。19世紀、ロンドンのテムズ川などで行われるボートレースは賭け事の対象となり大変人気を博した。
*SOLD*
Vienna Bronze Set of 4 Elephants Group
ヴィエナブロンズ 4頭の象の親子
Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ 牙
(親象)体長:2.9cm (左の象)高さ:2.8cm
ウィーンでは1552年に初めて象がお目見えしたと云う。18世紀後期に一般開放された世界最古の動物園シェーンブルン宮殿の動物園は、1906年に世界で初めて象の出産に成功した。生き生きした子象の姿は、この時期に子象を動物園で見た職人が製作したのかもしれない。親象の牙は本物が使用されており(右牙にダメージ)、大変珍しい。
*SOLD*
Vienna Bronze Black Sheep and Lamb
ヴィエナブロンズ 黒羊の親子
Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ
(親羊)高さ:4.0cm 体長:4.6cm
白い羊の毛は何色にも染色できるが、黒い羊毛は黒以外に染められないことから、欧米では「厄介者」を意味する黒羊。潔白、純粋を表す白と、不吉や悪を表す黒の対比から「白い羊の群れの中の黒い羊」とも表現される黒羊は、親子ともに金色の目、首に金色のベルをつけ、華やかで悪魔的魅力を放っている。非常に珍しい作品(一体もの)である。
*SOLD*