AnnexeⅧ【分室Ⅷ】〜ヴィエナブロンズ

Oddities 別種の動物および変種

Vienna Bronze Miniature Devil Kidnap Black Boy
ヴィエナブロンズ ミニチュア 黒人の子どもを攫う悪魔

Early 20thC Austria
20世紀初期 オーストリア
刻印なし 高さ:2.9cm ブロンズ
 
極小ミニチュア作品。両腕を上げた子どものポーズや悪魔の蹄のある爪先まで細かく成形されている。細部の欠損やダメージの無い良好な状態。悪魔の両足と尻尾、杖でうまくバランスを取って自立する。大変ユニークな作品である。
 

Vienna Bronze Black Boy Attacked by an Elephant
ヴィエナブロンズ 象に襲われる黒人の子ども

Early 20thC Austria
20世紀初期 オーストリア
刻印なし 長さ:4.9cm ブロンズ 象牙
 
世界中を植民地支配した西ヨーロッパでは19〜20世紀にかけて、異なる民族(主に黒人)を未開人として展示して見せ物にする「人間動物園」がつくられ、多くの見物客で賑わった。黒人の子どもは、異国の珍しい動物同様、エキゾチックで可愛い「生き物」としてヴィエナブロンズ作品の主題とされ、目新しいものを好む上流階級の蒐集家に愛された。人権的配慮から現代では製作されることのない貴重なモデルである。
 

Vienna Bronze 2 Black Boys Wheelbarrow Exercise
ヴィエナブロンズ 手押し車運動をするふたりの黒人の子ども

Early 20thC Austria
20世紀初期 オーストリア
刻印なし 長さ:3.7cm ブロンズ
 
世界中を植民地支配した西ヨーロッパでは19〜20世紀にかけて、異なる民族(主に黒人)を未開人として展示して見せ物にする「人間動物園」がつくられ、多くの見物客で賑わった。黒人の子どもは、異国の珍しい動物同様、エキゾチックで可愛い「生き物」としてヴィエナブロンズ作品の主題とされ、目新しいものを好む上流階級の蒐集家に愛された。人権的配慮から現代では製作されることのない貴重なモデルである。
 

Vienna Bronze Group of Miniature 2 Black Boys Playing with Zebra
ヴィエナブロンズ ミニチュア シマウマと遊ぶ黒人の子ども

Early 20thC Austria
20世紀初期 オーストリア
刻印なし 長さ:2.7cm ブロンズ
 
極小ミニチュア作品。子どもの顔立ちや縮れた頭髪まで細かく成形されている。経年によるエナメルの剥げはあるが、細部の欠損やダメージの無い良好な状態。アフリカ大陸を見たことの無いウィーンのブロンズ職人が、黒い子どもとシマウマが遊ぶ情景を想像で制作したのであろう、微笑ましい一品。
 

Vienna Bronze Miniature Black Boy & Girl Couple and Zebra
ヴィエナブロンズ ミニチュア 黒人の少女と少年とシマウマ

c1920 Austria
1920年頃 オーストリア
刻印なし (黒人の子ども)高さ:(各)1.4cm (シマウマ)体長:1.5cm ブロンズ
 
極小ミニチュア作品。子どもの衣装やシマウマの明るいエナメルの着色から1920年代のものと思われる。黒い子どものカップルは、経年によるエナメルの剥げはあるが、分かれること無く所有、保存されてきたことが窺える。
*少女と少年はセット、シマウマは単品で販売します
*(シマウマ)SOLD* 
 

Vienna Bronze 3 Gnomes Playing Leapfrog Desk Paper Clip
ヴィエナブロンズ 馬跳び遊びをする三人の小人 デスク・ペーパークリップ

c1890 Austria
1890年頃 オーストリア
刻印なし 土台の板:15.8 x 10.2cm ブロンズ 真鍮 木
 
黒上着のノーム(小人の妖精、精霊)が赤上着の背中で馬跳びを試みて失敗、側のひとりが一緒に転けている、動きのあるユーモラスなヴィエナブロンズの付いた卓上用のペーパー・クリップ。小人の表情までもが楽しい、非常に珍しい作品である。
 

過去の作品

Vienna Bronze Golliwog Golly and Frog
ヴィエナブロンズ 傘をさすゴーリーとかえる

Early 20thC Austria
20世紀初期 オーストリア
刻印なし (ゴーリー)高さ:4.1cm(傘含まず) (かえる)高さ:0.9cm ブロンズ
 
フローレンス・ケイト・アプトンの著作『2つのオランダ人形とゴリウォーグの冒険(The Adventures of Two Dutch Dolls and a Golliwogg)』(1895年)のシリーズはヨーロッパで大成功を収め、そのキャラクター、ゴリウォーグ(ゴーリー)も広く人気となった。
 
ヴィエナブロンズのゴーリーは本物の毛(毛皮?)が頭に貼られている。毛の部分を失ったものを多く見かけるが、この作品は良好な状態である。かえるはミニチュアながら背中の黒ラインやピンクに塗り分けられた腹や足と細かなつくりである。2点はセットではないが、蒐集陳列を楽しむ上での組み合わせ参考例である。 
*バラ売りします
*SOLD*
 

Vienna Bronze Skull Inkwell
ヴィエナブロンズ 髑髏 インク入れ

c1880 Austria
1880年頃 オーストリア
刻印:GESCHUTZT 高さ:5.9cm ブロンズ
 
頭の蓋部分などに経年によるエナメルの剥げが見られるが味わいとなっている。骨の上にインクの乾いていないペンを休められるようデザインされている。刻印の GESCHUTZTは「商標登録」のような意味で、比較的大きなサイズのヴィエナブロンズ作品に打刻される。
*SOLD*
 

Vienna Bronze Skull and Crossbones Inkwell
ヴィエナブロンズ 髑髏と骨 インク入れ

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印:B(Bergmanの刻印) 高さ:7.2cm ブロンズ
 
眉間の皺、眼窩の奥からこちらを視る目はうつろではなく表情豊かな髑髏は、死神を思わせる。上顎と下顎の間にペンをくわえる事ができる。
 
1860年頃、最初のヴィエナブロンズ工房を構えた職人フランツ・ベルクマン Franz Bergman (1838-1894)、と息子のフランツ・クサーヴァー・ベルクマン Franz Xavier Bergman (1861-1936)の創作した原型は、数あるヴィエナブロンズ作品のなかでも最高レヴェルである。ただし現代物でもその原型が使用されているため、刻印入りのアンティーク作品は蒐集家に人気が高い。
 
多くのBergman作品の中でも、非常に珍しいモデル。
*SOLD*
 

Vienna Bronze Flower Plants in Pot and Mouse
ヴィエナブロンズ 鉢植え植物とねずみ

Early 20thC Austria
20世紀初期 オーストリア
刻印:(植物のみ) AUSTRIA
(青い花)高さ:4.6cm (ピンクの花)高さ:3.9cm 
(ねずみ)体長:1.3cm(尻尾含まず) 全体*2.5cm ブロンズ
 
鉢植え植物の花と葉を細かく成形したブロンズ細工を手彩色のコールド・エナメルで仕上げた作品2点。ヴィエナブロンズの動物やドールハウス等と組み合わせ飾ると楽しい小品。 
*バラ売りします
*SOLD*
 

Vienna Bronze Joan of Arc Praying after Princess Marie Christine d’Orléans
ヴィエナブロンズ 祈りを捧げるジャンヌ・ダルク

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし (ジャンヌ・ダルク)高さ:15.0cm (木製城門)高さ:41.0cm
ブロンズ 金色金属(剣) 木 鎖
 
革命後フランス国民のナショナリズム高揚のために、ナポレオンによって国民的ヒロインに祭り上げられたジャンヌ・ダルク人気にあやかり、フランス市場向けに製作された作品である。
 
原作のフランス王ルイ・フィリップの次女マリー・ドルレアン(1813-39)の彫刻作品「祈りを捧げるジャンヌ・ダルク」は、最も有名なジャンヌ像のひとつで、現在までに様々な素材やサイズで複製されている。
 
付属するオーク材の飾り台は、解放後のオルレアンの城門の跳ね橋を表している。飾り映えのするドラマティックな作品。
*SOLD*