CabinetⅠ【第Ⅰ室】〜Dolls 人形
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Doll〜人形図録19

German All-Bisque Miniature Dolls
ジャーマン・オールビスクミニチュアドール


c1900 Germany
1900年頃 ドイツ
人形本体高さ:9.5cm(2体とも)
刻印確認できず(服着用につき)
 
2体ともにオールビスク、固定されたブラウンの目、クローズマウス、ヘッドとトルソーがー体の4ジョイントの 9.5cm (3.75in.)ミニチュアドールである。ブロンドのモヘアウィッグ、衣装は全てオリジナル。ドレスが縫い付けられ着替えのできないこのタイプのミニチュアドールは、ドールハウスドールと呼ばれることもある。
 
2体ともボディにみっちりとフィットしたフェルト製のオリジナル服を着用している。ヴィクトリア時代に流行したソーセージカールやリングレットと呼ぶ巻き髪のウィッグが1世紀もの間、崩れたり疎らにならずに残存する状態の良さである。
 
ミニチュアサイズの人形はその小ささゆえ、顔の描きや、義眼のセッティングが、ベベタイプの人形に比べて困難で、整った出来映えの作品が比較的少ない。またこのタイプの人形は、大量に型抜き生産されたと思われ、抜き型の摩耗から顔立ちが曖昧な個体も多く見られるが、この2体、特に男子の人形はくっきりと彫りの深い顔が印象的である。
 
少女人形にはブランコが付属する。
 
*2体は別売りです