CabinetⅣ 【第Ⅳ室】〜Jewellery 宝飾品
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Jewellery〜宝飾品図録38

Georgian Diamond Cluster Fleur Ring
Rosecut Diamond and Ruby Cluster Ring
ジョージアンダイヤモンド花型クラスターリング
ローズカットダイヤモンドとルビーのクラスターリング


Early 19thC /c1830 France
19世紀初頭/1830年頃 フランス
(右)刻印:フクロウ(18金)
ベゼル:0.8cm リングサイズ #17 ダイヤモンド ゴールド
(左)刻印:フクロウ(18金)
ベゼル:1.4cm リングサイズ #9.5 ダイヤモンド ルビー ゴールド
 
イギリス国王ジョージ1世から4世が在位した1714〜1830年をジョージアン(ジョージ王朝)と呼ぶが、ジュエリー分野においての「ジョージアン」様式は当時稀少なゴールドを加工する独特な技法や荒削りな宝石のカットに特色のある18世紀後半から19世紀初頭、フランスでは第一帝政期または王政復古期の作品を指す。
 
ローズカットとテーブルカットのダイヤモンド花型と天然ルビー(スレ欠けあり)とローズカットダイヤモンドのジョージアン(フランス19世紀前半)のクラスターリング2点である。ともにダイヤモンドをシルバーではなくゴールドで留め、ベゼル脇の繊細な金細工がフランス王家の象徴フルール・ド・リス(百合の紋章)の意匠であるのが優美なロココ風である。これらを着用していた革命後の貴族の気品と矜持を感じさせる。正面から見るといわゆる「お花型」であるが、側面から見ると三次元を意識した立体的なデザイン(フランス作品に多く見られる)である。指輪は着用する者の手の動きに合わせ様々な角度から美しく見えるよう考慮して制作されたことが分かる。
 
*2点は別売りです
*画像に使用しているケースは付属しません