CabinetⅣ 【第Ⅳ室】〜Jewellery 宝飾品
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Jewellery〜宝飾品図録37

Rosecut Diamond Gold Cross Pendant
ローズカットダイヤモンドゴールド十字架ペンダント


Late 19thC Continental
19世紀後期 ヨーロッパ(英国を含まない)
刻印:750(18金)、8.59?、判読困難な刻印
モチーフの長さ:5.0cm(カン含まず)
ダイヤモンド ゴールド 銀
 
大小の円形ローズカットダイヤモンドで埋め尽くされた18金イエローゴールドの贅沢なクロス(十字架)ペンダント。アンティークペンダントでは欠損、交換されることの多い本体と揃いのオリジナルバチカンを含めて5.5cmと、使いやすいサイズである。
 
中央のダイヤモンドと四方に伸びたダイヤモンドラインの各先端の2石のダイヤモンドを一段高くセッティングした、立体感のある凝った造形が秀逸である。ダイヤモンドの銀留めラインの輪郭が際立つよう、手彫りで模様を刻んだイエローゴールド側面は職人の丁寧な仕事を感じられる。クロス裏側まで隙間なく手彫り模様を施した、手抜きの無い完璧な仕上がりのクロスペンダントである。エレガントに洗練された、というより職人の手技によるバロック的重厚感が神々しいクロスである。