CabinetⅣ 【第Ⅳ室】〜Jewellery 宝飾品
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Jewellery〜宝飾品図録36

Gold Enamel Shamrock /Saphiret Pendant Necklace
French 6-Gold Charm Necklace
ゴールドエナメル三つ葉/サフィレット ペンダントネックレス
フランス 6ゴールド・チャームネックレス


c1900 England / c1920 France
(三つ葉)1900年頃 イギリス 刻印:9ct(9金)
長さ:4.5cm(カン含まず) チェーンの長さ:40.8cm
ゴールド 真珠 サフィレットガラス
(6チャーム)1920年頃 フランス
刻印:鷲の頭(18金)、工房印、判読困難な刻印
チェーンの長さ:51.0cm 重さ:19.2g ゴールド 真珠
 
フランス人クチュリエ ポール・ポワレ(1879-1944)が1906年に発表したハイウエストドレス "Lola Montez(ローラ・モンテス)”は、コルセットの締め付けから女性を解放しファッション業界に革命を起こした。上流階級の女性はゆったりと活動的なデイドレスを着用し、園遊会や午後の茶会を楽しんだ。これら2点のネックレスはその様な機会に着けられたもので、可憐な野の植物の意匠もガーデンパーティーにふさわしい。
 
シャムロックは、クローバーなど三つ葉の草の総称で、キリスト教の「三位一体」を表すラッキーチャームである。アールヌーヴォー様式のゴールド・ボーダー、淡い色合いのオパールセント・エナメルの三つ葉、シラー効果のある涙滴型サフィレットガラスが神秘的な雰囲気のペンダントである。オリジナル(淡水バロックパールが典型)を付け替えたサフィレットのドロップが絶妙の調和で、比類の無いネックレスとなっている。イギリス製9金チェーン(現代物)付き。
 
裕福な家庭に生まれたフランス女性が誕生と洗礼のお祝いとして家族から贈られたメダル(メダイユ)など6つのチャームをまとめネックレスに仕立てたものである。バランスを考えて配置されたチャームは全て18金で単品でも十分な質と魅力があり、分散される事なく残されたのは奇跡的である。カジュアルな印象のネックレスであるが、20g近い重さがあり、セイフティチェーンも付いた贅沢な作品である。
 
(向かって右側から)
①(表)ふたりの守護天使(裏)祝福の鐘のメダイユ Félix Rasmuny(彫刻家 1869-1940)のサイン
手彫りで"JEANINE 23 NOVEMBRE 1921" (ジャニーヌ(女性名) 1921年11月23日)
②透かし細工の薔薇(聖母マリアの象徴)
③薔薇の花をあしらった(名や記念日を刻むための)プレート 裏は無地
④透かし細工にエナメルのコウノトリ(幸せを運ぶ縁起の良い鳥)
⑤透かし細工に真珠のパンジー(想い出の象徴)
⑥ラファエロの天使のメダイユ 裏は無地
 
*2点は別売りです