Works of Art〜美術工芸品図録10

Ferdinand Preiss Carved Ivory Boy Figure "Admire"
フェルディナント・プライス 象牙彫刻少年像「Admire(感嘆)」


c1920 Berlin Germany
1920年頃 ベルリン ドイツ
サインなし 高さ 6.3cm
 
 ドイツの彫刻家フェルディナント・プライス(1883-1943)は、象牙または象牙とブロンズを組み合わせた彫刻作品によって、アールデコを代表する最も重要な作家のひとりである。
 
 アールデコらしい断髪に水着姿の女性像や松明を持つダンサー像が有名であるが、彼の作る象牙彫刻のヌードの少年少女像は非常に素晴らしく、子どもらしい体の造形や顔や手の表情は、高い技量とともに品格を感じさせる。
 
 上を向き何かに心を奪われた明るい表情の少年像は「Admire(感嘆)」という題名がつけられている。対照的な作品として「Ponder(思案)」と題されたうつむいた少年像も制作されている。
 
 左手首に修復あり。