Annexe 8【分室8】〜ヴィエナブロンズ

The Realm of Cats 猫の王国

 

Vienna Bronze Group of Mother and Baby Cat Seeing Father Off
ヴィエナブロンズ 父猫を見送る母子猫

c1920 Austria 
1920年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:5.3cm
 
鞄を斜め掛けして仕事に出掛ける父猫を見送る母猫と仔猫。この作品はエナメルの剥落が無くヒゲも残る非常に良い状態が維持され、猫家族の繊細な表情がオリジナルのままに現代に残されている。芸の細かい猫のポージングからは親子の会話が今にも聞こえてくるようである。
 
*HOLD*
 

 

Vienna Bronze Cat Holding 2 Kittens
ヴィエナブロンズ 2匹の仔猫を抱く親猫

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:5.7cm
 
2匹の仔猫を両手に抱く母親猫。母子3匹でこちらを見上げるさまが「この子たち、あなたの子よー!」と別れた女(メス猫)がオス猫に迫る姿を想像させて笑ってしまう。ひとつのフィギュアから様々な物語を紡ぎ出せる上質な作品である。
 
*HOLD*

 

 

Vienna Bronze Group of Cat Lovers
ヴィエナブロンズ 恋人同士の猫

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:4.8cm
 
ベンチに腰掛け愛を語らう恋人同士の猫。抱き寄せようとする猫と尻尾を掴んで羞じらう猫の動きを巧みに表現している。古い作品にもかかわらず猫のヒゲや顔のエナメルはもちろん、欠損や傷みがちなパーツも状態が良い。
 

 

Vienna Bronze Sitting Cat
ヴィエナブロンズ 座り姿の猫

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印:?59 GESCHUTZT ブロンズ
高さ:4.9cm
 
しなやかな筋肉を感じさせる造形、パンサー系の精悍な顔立ちの猫。比較的珍しいモデルである。エナメルの剥落箇所に見られる赤茶色の下地顔料が特徴的な、マイナー工房の作品と思われる。若干サイズの大きな作品とはいえ、両足二箇所の刻印も珍しい。
 

 

Vienna Bronze Beatrix Potter Tom Kitten
ヴィエナブロンズ ビアトリクス・ポター こねこのトム

c1920 Austria 
1920年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:3.8cm
 
イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポター(1866-1943)が1907年に発表した"The Tale of Tom Kitten(こねこのトムのおはなし)"の主人公トムである。Bergmannの原型を1960年代に引き継いだ会社による近年の正規品だけでなく新旧多様なコピー品も市場に出回っている。この作品はエナメルの剥落が少なく色彩と質感が感じの良い戦前のものであり、ヒゲも残る良い状態となる。
 
ピーターは別売りです
 

 

Vienna Bronze Threatening Cat
ヴィエナブロンズ 威嚇する猫

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
長さ:12.0cm
 
頭を低く背中を丸めて尻尾を膨らませた、猫の威嚇ポーズ。耳を後ろに倒し目を見開いて牙を剝くブロンズ像からは、今にも「シャー」と威嚇の鳴き声が聞こえそうな出来映えである。可愛い表現の多いヴィエナブロンズの猫の中では非常に珍しいモデルである。怒った猫の鼻の皺、牙や口の中、毛を逆立て手足に力を入れた筋肉からは原型師の気迫が感じられる。
  

 

Vienna Bronze Group of Cat Teaching Kitten Swimming
ヴィエナブロンズ 仔猫に水泳を教える猫

Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印:M SCH? ブロンズ
高さ:(全体)5.2cm (親猫)3.5cm
 
胡桃の殻のボートに乗った猫が仔猫を竿に吊るして泳ぎの練習をさせるユニークなブロンズ像。海水パンツとアームリング(腕の浮き輪)を装着した仔猫の表情が絶妙で可愛らしい。古い作品にもかかわらず猫のヒゲや顔のエナメルはもちろん、欠損や傷みがちな仔猫や竿のパーツまで状態の良い珍品となる。
 

 

Vienna Bronze Group of Cat Spanking Kitten
ヴィエナブロンズ 仔猫をお仕置きする猫

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ(全体):5.4cm (親猫頭まで):4.6cm 
 
尻叩き棒で仔猫をお仕置きする猫という面白い主題である。棒を振りかぶり大きくねじった猫の体や口を開けた仔猫がバタつかせる後ろ足など、丁寧な作りがブロンズ像に動きを感じさせる。顔のエナメルや傷みやすい尻叩き棒まで状態の良い作品である。
 

 

Vienna Bronze Cat Violinist and Cellist
ヴィエナブロンズ 猫のヴァイオリン奏者とチェロ奏者

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ 
高さ:(ヴァイオリン奏者)3.1cm (チェロ奏者)3.6cm
 
楽器を演奏する動物作品は、音楽の都ウィーンにふさわしく人気のある主題のひとつで、現代においても作り続けられている。この作品は元から二重奏のペアかオーケストラ・セットが解体されたかは不明であるが、当時ヴァイオリンやチェロ等、独奏楽器の奏者は単独でも製作された。2点ともに3cmほどの小サイズにもかかわらず毛並みや表情、弦楽器の細部にわたり丁寧に作り込まれている。エナメルの剥落も少なく状態が良い。

 
*セット売りです 

 

Vienna Bronze Miniature Cat Chasing Mouse
ヴィエナブロンズミニチュア ネズミを追う猫

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
長さ:(猫)3.0cm(前足から尾まで) (ネズミ)1.4cm(尾含まず)
 
極小ミニチュア作品。ネズミや猫の尻尾にダメージも見られず良い状態である。2匹がばらけないよう、猫の腹にネズミの尻尾と糸で繋ぐためのカンが付いた珍しい仕様である。エナメルの剥げはあるものの猫のヒゲや表情も残る良い状態である。
  

 

Vienna Bronze Group of Dog Playng with Cat in Sewing Basket
ヴィエナブロンズ ソーイングバスケットの猫と遊ぶ犬

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:4.0cm
 
バスケットの中の猫にちょっかいを出す犬の様子が愛らしいフィギュア。脚付きのソーイングバスケットは、裕福な家庭の婦女子が室内で手芸をしていた19世紀を象徴するアイテムである。19世紀前半ネズミ狩り専門に改良された犬種のラットテリアと猫を組み合わせたアイテムは、19世紀後半それらを邸内に飼っている富裕層に人気の意匠であった。
 
二匹の体にエナメルの剥落が見られるが、バスケットの脚などのパーツに欠損や傷みは無い。一般的なスケールモデルに比べ小さいサイズとなる。

 
銀製の犬猫は別売りです 

 

Vienna Bronze Cat Holding a Sign "TOUS MES SOUHAITS"
ヴィエナブロンズ 看板を持つ猫

c1920 Austria
1920年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:4.9cm
 
"TOUS MES SOUHAITS(でありますように)"とフランス語が記された看板を掲げる猫のブロンズ像。フランス市場における贈答用の作品と思われ、文字上のスペースに相手の名、文字の後に願いを書き込むことができる。古い作品にもかかわらず猫のヒゲや顔のエナメルの状態が良い。
 
チロルのカップルは別売りです
 

 

Vienna Bronze Cat & Tea Cup on Stool /Cat Licking Paw
ヴィエナブロンズ 台の上の茶碗と猫/前足をなめる猫

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:(右)2.1cm (左)4.8cm  
台の上のティーカップと傍らに佇む猫の一体作品。台の木目やカップに満ちたお茶もきちんと表現されている。前足をなめる猫はルーペで見ると赤い舌が確認できる芸の細かさである。2匹とも白いお腹の猫。 
 
*2点は別売りです

*(右)SOLD*
 

Vienna Bronze Cat Holding a Pot Match Holder
ヴィエナブロンズ ポットを持つ猫 マッチ入れ

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:6.8cm 
 
ポットの取っ手に左手をかけ右手を差し出す猫の立ち姿の卓上マッチ入れ。どうぞと猫に差し出されたマッチの束から一本を抜き出し、ポット側面に刻んだ模様でマッチを擦り煙草に火を点ける、ライター発明以前の楽しいオブジェである。
 

 

Vienna Bronze Kitty & Puppy in Basket Bell Push
ヴィエナブロンズ カゴに入った仔猫と仔犬 押しボタン

Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:8.7cm 
 
テーブルに置き使用人を呼ぶためのコールボタン。電気コードが編みカゴの持ち手から犬と猫の間を通りカゴの底にあるボタン(欠損)へと繋がる仕組みである。紐やチェーンを通して吊り下げて飾ることもできる。押しボタンとして握る仕様として適したヴォリューム、存在感がある。
 

 

Vienna Bronze 2 Cats on Leaf Tray
ヴィエナブロンズ 2匹の猫が載る葉のトレイ

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
長さ:19.5cm 高さ:5.2cm
 
フランスアール・ヌーヴォーの影響が見られる葉の形をした、小物やカードを置くためのトレイは、マイナーな工房の作品と思われ市場で滅多に見かけることがない。星や花の模様を刻んだ日本の団扇に似せた葉の上にそれぞれ違うポーズで佇む2匹の猫というユニークなデザインである。猫の表情や毛並みは大変良く表現されている。
  

 

Vienna Bronze 3 Cats on Plant Leaf Pen Tray and Inkwell
ヴィエナブロンズ 3匹の猫が載る葉のペントレイ付きインク入れ

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
幅:22.0cm 高さ:12.3cm
 
フランスアール・ヌーヴォーの影響が見られる奇妙な植物の形をしたペントレイ付きインク入れは、マイナーな工房の作品と思われ市場で滅多に見かけることがない。葉に見立てたトレイの縁にそれぞれ違ったポーズで佇む3匹の猫というユニークなデザインである。猫の表情や毛並みは大変良く表現されている。インク入れ内部のインク壺が欠損している。
 

 

Viennese Spelter French Cat Checking Newspaper
ヴィエナスペルター 新聞をチェックするフランス猫 

c1900 Austria 
1900年頃 オーストリア 
刻印なし スペルター(亜鉛合金) 籐
高さ:9.8cm(旗含まず)
 
フランス市場向け作品。 フランスの国旗を掲げ、左手に"Journal de Pont(?)...demer" と記された新聞、右手にペンを持ち、籐椅子に座り記事をチェックする猫である。 新聞と旗の一部にエナメルの剥げはあるが、猫本体は椅子に固定されているため、ヒゲを含めて状態は非常に良い。籐椅子に傷みも見られない。
 

過去の作品

Vienna Bronze Group of Cat Removing Dirt on Kitten
ヴィエナブロンズ 仔猫の汚れを落とす猫

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ(親猫頭まで):7.8cm 
 
猫2匹は一体もののフィギュア、別添のデッキブラシ(ブロンズ製)は猫の握り手の穴に差し込む仕様。猫の顔に僅かなエナメルの剥げが見られるもののブラシも欠損していない、驚くべき良好な状態である。サイズが大きめで見映えする非常に珍しい作品である。
 
仔猫の右脇腹に付着した茶色い汚れを取ろうとデッキブラシを持ち出す親猫に取り押さえられる仔猫。硬い毛のブラシで擦られることに怯える仔猫の表情が秀逸である。ユニークで微笑ましい作品である。
*SOLD* 

Vienna Bronze Cat and Dog Inkwell
ヴィエナブロンズ 猫と犬インク入れ

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ 
高さ:10.2cm(樽の高さ:6.0cm) 幅:11.0cm 
 
鎖に繋がれた犬の後ろから樽に乗った猫がちょっかいを出す様子が愛らしい構図。樽の蓋を開けると白い陶製のインク壺が仕込まれている。19世紀前半ネズミ狩り専門に改良された犬種のラットテリアと猫を組み合わせたアイテムは、19世紀後半それらを邸内に飼っている富裕層に人気の意匠であった。
 
若干のエナメルの剥落とインク染みが見られるが、犬の鎖など細かなパーツに欠損や傷みは無い。非常に珍しいモデル。 
*SOLD* 

Vienna Bronze Standing Cat and Sitting Cat
ヴィエナブロンズ 立ち姿の猫 座り姿の猫

c1890 Austria
1890年頃 オーストリア
刻印:GESCHUTZT ブロンズ 
(立ち姿)高さ:7.6cm 体長:12.2cm(尾含む)
(座り姿)高さ:5.6cm 体長:9.3cm(尾含む)
 
飾り映えのする大きさ、存在感のある猫2体。刻印はないが、原型はBergmannと思われる。座り姿は立ち姿に比べ珍しい。双方とも鼻先周辺にエナメルの剥げがあるほかは良い状態である。ともに初期作品の特徴である暗い色合いの着色。
*2点は別売りです
*SOLD* 

 

Vienna Bronze Group of Cat Barber Shaving Cat
ヴィエナブロンズ 猫のヒゲ剃りをする猫の理髪師

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:6.5cm
 
一体もののフィギュア。猫の顔やケープに経年によるエナメルの剥げが見られるが味わいとなっている。猫が腰掛けている椅子、剃刀等の細かなブロンズパーツに欠損や傷みは無く、大変珍しい作品である。
 
ウィーンで現在も作られているヴィエナブロンズ、音楽の都らしい動物の音楽家やピーターラビットは現行品でも存在するが、床屋という主題は大変珍しい。剃刀を当てられた猫が緊張してピンと尻尾に力を入れている表現が可笑しくも可愛らしい、素晴らしい作品である。
*SOLD* 

Vienna Bronze Standing Kitten
ヴィエナブロンズ 立ち姿の仔猫

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印:GESCHUTZT ブロンズ 
高さ:11.7cm 体長:17.6cm(尾含む)
 
ほぼ実物大の仔猫の立ち姿は、飾り映えのする大きさで存在感がある。刻印はないが、原型はBergmannと思われる。鼻先周辺にエナメルの剥げがあるほかは概ね良い状態である。暗い色調の着色は初期作品の特徴である。
*SOLD*

Vienna Bronze Standing Cat Thermometer
ヴィエナブロンズ 直立する猫 温度計

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印:GESCHUTZT ブロンズ ガラス
高さ:14.1cm 
 
赤い液体の入った棒状ガラスの温度計を腹に取り付けた猫の、存在感ある迫力サイズの19世紀作品。尻尾と後ろ足で安定して直立する猫の前足(うらめしやポーズ)が可愛らしい。猫目のエナメルがきれいに残り表情が良い。刻まれた温度計の目盛単位の摂氏(C、セルシウス度)と当時フランスやドイツで使用され現在は廃れた列氏(R、レオミュール度)が時代を感じさせる。 
*SOLD* 

Vienna Bronze 2 Cats and Ball on Carpet Inkwell
ヴィエナブロンズ カーペットの上の2匹の猫とボール インク入れ

1882 Austria
1882年 オーストリア
刻印:GESCHUTZT OESTERREICH DEUTSCHLAND 459
BERGMANN 24z 英国商標登録記号 ブロンズ
長さ:20.3cm ボールの直径:5.7cm
 
1860年頃、最初のヴィエナブロンズ工房を構えた職人フランツ・ベルクマン Franz Bergmann(1838-1894)、と息子のフランツ・クサーヴァー・ベルクマン Franz Xavier Bergmann(1861-1936)の創作した原型は、数あるヴィエナブロンズ作品のなかでも最高レヴェルである。ただし現代物でもその原型が使用されているため、刻印入りのアンティーク作品は蒐集家に人気が高い。
 
ツヤのある赤と青のエナメルが塗られたボールがインク入れ、猫は通常のマットな質感のエナメル仕上げである。銀めっきのカーペットは模様やフリンジ、微妙なシワまで細かくかたどっている。剥げも少なく非常に良い状態、圧巻のベルクマン作品である。1882年の英国商標登録記号が刻印入り、英国市場向け作品。  
*SOLD*  

Vienna Bronze Cat Playing Piano Match Holder & Striker
ヴィエナブロンズ 猫のピアニスト マッチ入れ

1891-2 Austria
1891-2年 オーストリア
刻印:RD179751(英国登録番号) ブロンズ
高さ:5.2cm 長さ:10.3cm
 
楽器を演奏する動物作品は、音楽の都ウィーンにふさわしく人気のある主題のひとつで、現代においても作り続けられている。楽譜を前にグランドピアノを弾く猫は、英国登録番号入りの卓上マッチ入れで、ピアノの屋根(蓋)を開けるとマッチを収納するくぼみとマッチを擦る刻みがある。ピアノ側面に記された"BRINSMEAD"は、ヴィクトリア時代に一躍有名となったロンドンのピアノ工房で、この作品がイギリス市場向けに特別に制作されたものであることが分かる。
 
猫の顔やピアノにエナメルの剥落が見られるが、猫が腰掛けている椅子、ピアノの脚やペダル等の細かなブロンズパーツに欠損や傷みは無く、大変珍しい作品となる。
*SOLD* 

Vienna Bronze Sitting Cat Small Tray
ヴィエナブロンズ 猫座り姿 小物用トレイ

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印:GESCHUTZT  ブロンズ
高さ:7.8cm 直径:13.6cm
 
立ち姿に比べ若干珍しい座り姿の猫のついた、小物を置くための小さなトレイである。猫の鼻先周辺にエナメルの剥げがあるほかは良い状態である。トレイ部分に経年によるシミや着剥げが見られる。
 
刻印はないが、原型はBergmannと思われる。 
*SOLD*

Vienna Bronze Cat Head Inkwell
ヴィエナブロンズ 猫の頭インク入れ

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ 陶器(インク壺)
高さ:9.3cm
 
目を見開き口を開けた、迫力ある猫の頭のインク入れ。蓋の上顎を開けると陶製のインク壺が収納され、首のリボン部分にペンを置く仕様である。長期に渡り製作されたモデルで、エナメル無しのブロンズ版、銀メッキ版は市場で多く見かけるが、時代の古いオリジナルエナメル作品は比較的珍しい。
 
エナメルの剥げた箇所とエナメルの着色の無い内部や底面に、風合いを出すためか後年人工的な青さび塗料の使用が見られるが、有害な緑青の類ではない。
*SOLD*

Vienna Bronze Set of 9 Cats Orchestra
ヴィエナブロンズ 猫のオーケストラ

Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ 
高さ:2.4cm(本体、楽器含まず)
 
ヴィエナブロンズの動物の楽団は、音楽の都ウィーンにふさわしく人気のある主題のひとつで、現代においても作り続けられているが、時代や流行により、声楽家がいたりジャズバンドだったり様々である。この作品は、譜面台を前にタクトを振る指揮者をはじめとする猫9匹のオーケストラである。元から9匹であったかは不明だが、アンティーク作品がこの数のセットで市場に出ることは非常に珍しい。 
*SOLD*

Vienna Bronze 2 Cats Playing with Tree Branch
ヴィエナブロンズ 木枝で遊ぶ2匹の猫

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印:759? GESCHUTZT 10 ブロンズ
高さ:11.0cm 長さ:15.8cm
 
しなやかな筋肉を感じさせる造形、パンサー系の精悍な顔立ちの2匹の猫。比較的珍しいモデルである。エナメルの剥落箇所に見られる赤茶色の下地顔料が特徴的な、マイナー工房の作品と思われる。若干サイズの大きな作品とはいえ、両足二箇所の刻印も珍しい。
 
リアルな木の枝もブロンズ製。複雑な枝振りにとまっている猫と座り猫は、全体として飾り映えのする作品に仕上がっている。
*SOLD*

Vienna Bronze Cat Playing with Knitting
ヴィエナブロンズ 編み物と戯れる猫

Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ
長さ:7.6cm
 
編み棒のついた編み物の毛糸玉に戯れつく猫の作品。いたずら好きな猫の表情がかわいらしい。アンティーク作品では残存することが稀な猫のひげが残っている。毛糸の編み目まで細かく表現されている。
*SOLD*

Vienna Bronze Sitting Cat
ヴィエナブロンズ 座り姿の猫

Late 19thC Austria
19世紀後期 オーストリア
刻印:759? GESCHUTZT ブロンズ
高さ:4.9cm
 
しなやかな筋肉を感じさせる造形、パンサー系の精悍な顔立ちの猫。比較的珍しいモデルである。エナメルの剥落箇所に見られる赤茶色の下地顔料が特徴的な、マイナー工房の作品と思われる。若干サイズの大きな作品とはいえ、両足二箇所の刻印も珍しい。
*SOLD*

Vienna Bronze Standing Cat and Sitting Cat
ヴィエナブロンズ 立ち姿の猫 座り姿の猫

c1890 Austria
1890年頃 オーストリア
刻印:GESCHUTZT ブロンズ 
(立ち姿)高さ:7.4cm 体長:12.2cm(尾含む)
(座り姿)高さ:6.3cm 体長:9.5cm(尾含む)
 
飾り映えのする大きさ、存在感のある猫2体。刻印はないが、原型はBergmannと思われる。座り姿は立ち姿に比べ珍しい。双方とも鼻先周辺にエナメルの剥げがあるほかは良い状態である。初期作品の特徴である暗い色の着色は、この2点が同時に所有、保存されてきたことを示している。 
*SOLD*

Vienna Bronze Cat Watering Potted Pansy
ヴィエナブロンズ パンジーの鉢植えに水やりする猫

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:5.3cm
 
猫がじょうろで鉢植えパンジーに水やりする複雑な構図のブロンズの重みを、猫の二本脚と尻尾、鉢植えで上手にバランスをとって作り上げた作品。
 
一部エナメルの剥落が見られるが、細かなブロンズパーツに欠損や傷みが無い。
*SOLD*

Vienna Bronze Miniature Cat Chasing Mouse
ヴィエナブロンズミニチュア ネズミを追う猫

c1890 Austria
1890年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ
体長:(猫)1.3cm (ネズミ):1.4cm(尾含まず)
 
極小ミニチュア作品。初期作品の特徴である暗い色の着色は、この2点が同時に所有、保存されてきたことを示している。ネズミや猫の尻尾にダメージも見られず良い状態である。このポーズの猫は様々なサイズで製作されているが、この作品は最小サイズとなる。 
*SOLD*

Vienna Bronze Group of Kitten Balancing on Mother's Back
ヴィエナブロンズ 母猫の背でバランスをとる仔猫

c1900 Austria
1900年頃 オーストリア
刻印:M.S. SCH ブロンズ
長さ:6.4cm 高さ:5.2cm
 
走る母猫の背中で三角帽子の仔猫がバランスをとる曲芸をしている。刻印のM.S.は Moritz Spitzとされるが、作家の詳細は不明(調査中)。存在感のある作品。
*SOLD*

Vienna Bronze Kitten with Pink Ribbon and Mouse Flower in Mouth
ヴィエナブロンズ ピンクリボンの仔猫と花をくわえたネズミ

Middle 20thC Austria
20世紀中期 オーストリア
刻印:(猫のみ)GESCHUTZT ブロンズ 
(猫)高さ:2.0cm (ネズミ)全長:3.0cm(尾含む)
 
明るい色のエナメルで着色された作品。ネズミや猫の尻尾や花弁にダメージも見られず良い状態で、この2点が同時に所有、保存されてきたことを示している。 
*SOLD*

Vienna Bronze Standing Cat Small Tray
ヴィエナブロンズ 猫立ち姿小物用トレイ

Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印なし ブロンズ
高さ:9.0cm 直径:13.6cm
 
尻尾を立てたご機嫌立ち姿の猫のついた、小物を置くための小さなトレイである。猫の鼻先周辺にエナメルの剥げがあるほかは良い状態である。トレイは元来、銀鍍金されていたが鍍金が薄れブロンズ色が出ている。
 
刻印はないが、原型はBergmannと思われる。
*SOLD*

Vienna Bronze Cat Ashtray with Match Holder
ヴィエナブロンズ 猫のマッチ入れ付き灰皿

c1880 Austria
1880年頃 オーストリア
刻印なし ブロンズ ガラス
高さ:9.6cm 幅:13.6cm
 
ガラス義眼を嵌めた猫は、蝶番付き頭部を開けてマッチを納める卓上用の灰皿である。19世紀後期は、葉巻やパイプ煙草がポピュラーであった。現代のシガーボウルもしくはパイプレストの役目を果たしていたと思われる。
*SOLD*

Vienna Bronze Group of Pug Dog Dentist Treating Cat
ヴィエナブロンズ 猫を治療するパグ歯科医

Early 20thC Austria
20世紀初頭 オーストリア
刻印 : AUSTRIA GESCHUTZT ブロンズ
高さ:5.9cm
 
医療器具はハンダ付けでテーブルに固定された、一体もののフィギュアである。テーブルや椅子の角に経年によるエナメルの剥げが見られるが味わいとなっている。
 
ウィーンで現在も作られているヴィエナブロンズ、音楽の都らしい動物の音楽家やピーターラビットは現行品でも存在するが、歯医者という主題は大変珍しい。患者である猫が口を固く閉ざし横目でパグを見つめる表情をミニチュアで表現している、素晴らしい作品である。
*SOLD*