(左)SOLD

Jewellery〜宝飾品図録11

Gold Ribbon and Clover Négligé Necklace
Gold Ribbon and Bouquet Necklace
リボンとクローバーのゴールドネグリジェ・ネックレス
リボンとブーケのゴールドネックレス


c1910 France /Austria or Germany
(クローバー)1910年頃 フランス 刻印:鷲の頭(18金) 真珠 ゴールド
モチーフ部分:5.0cm チェーンを含めた首周り:37.8cm
(ブーケ)1910年頃 オーストリアまたはドイツ 
刻印:鷲の頭(18金)、ゾウムシ(プラチナ)、工房印 真珠 ダイヤモンド ゴールド プラチナ
モチーフ部分:5.1cm チェーンを含めた首周り:40.5cm
 
 フランス人クチュリエ、ポール・ポワレ(1879-1944) によるハイウエストのドレス "Lola Montez (ローラ・モンテス)”の発表(1906年)は、女性をコルセットの締め付けから解放してファッション業界に革命を起こした。上流階級の女性はゆったりとした活動的なデイドレスを着用し、園遊会や午後の茶会を楽しんだ。これら2点のネックレスはその様な機会に着けられたもので、可憐な野の植物の意匠もデイドレスのガーデンパーティーにふさわしい。
 
 中央から二本のドロップラインをもつ「ネグリジェ」ネックレスは、ハイウエストの日常着をネグリジェと言うことから名付けられた首飾りの様式で、まさに1910年代に流行したものである。ナイフエッジ技法による長さの異なるドロップラインは繊細な印象を与え、先端は四葉のクローバーである。彫金と真珠で装飾されている。
 
 一方の彫金されたブーケのネックレスは、ダイヤモンド部分に当時の最新素材プラチナを使用し、真珠のドロップで動きを出した洗練されたデザインである。アールヌーヴォーからアールデコへの様式の過渡期を感じさせる作品である。
 
*二点は別売です
 
*(ブーケ)SOLD*