CabinetⅣ 【第Ⅳ室】〜Jewellery 宝飾品
img_0737.jpg (上から1番目3番目)SOLD img_0701.jpg img_0683.jpg
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Jewellery〜宝飾品図録15

Late 19thC 4 Gold Pendant Tops (Transformed from Stick Pin)
19世紀後期ゴールドペンダントトップ4点


Late 19thC Continental and U.S.A.
19世紀後期 ヨーロッパ大陸およびアメリカ合衆国
 
電気の実用化により電灯が使用される19世紀後期までの長きに渡り室内の照明は蝋燭であった。今と比べ薄暗い環境の僅かな明かりの中でも煌めきを求めた女性の装身具、特に首飾りは、露出したデコルテまたはスタンドカラーの首を飾る豪華なものが主流で、現代人がシャツやニットに気軽に組み合わせられるアンティーク作品は極めて少ない。
 
スティックピンのモチーフ部分をペンダントトップに加工した4点は、全て1cmほどのサイズで細いチェーンに通して着用するようカンを付けている。当時お守りや記念として作られたチャーム(主にブレスレット用)と比べて、宝石や質の高いエナメル細工を使った凝った意匠が魅力である。カンは全て18金でモチーフに合わせ太さや形をデザインしている。
 
(画像上から)
①クピドの矢が貫く楕円形ガーネット:1870年頃 フランス 長さ:1.3cm(カン含まず)
ガーネット ダイヤモンド ゴールド(18金)
パープル系の明るいワインレッドのアルマンディンガーネット。ローズカットのメレーダイヤモンドの矢が主石を斜めに貫くデザインが洒落ている。
 
②王冠の上の白鳥?と鍵:1870年頃 おそらくオーストリア 長さ:1.4cm(カン含まず)
ダイヤモンド ルビー ゴールド(14金) 銀
鳥、王冠、花、鍵を詰め込んだモチーフは、王侯貴族の紋章またはモットーに関連すると考えられる。ダイヤモンドとルビーによる象徴的な意匠が格調高くドラマチックである。
 
③デイジー(ヒナギク)の花輪:1895年頃 アメリカ 直径:1.2cm(カン含まず)
エナメル ゴールド(14金)
白い花弁はマットエナメル、中央の丸い管状花は彫金でこんもりと作られた極小サイズの花。ミニチュア細工としても価値ある逸品。
 
④楕円形ターコイズに2本の帯:1870年頃 フランス 長さ:1.4cm(カン含まず)
ターコイズ ダイヤモンド ゴールド(18金)
楕円のターコイズにローズカットダイヤモンドの2本の帯が斜めに横切る印象的なデザイン。モース硬度の低いターコイズでこの様な細工を施した作品は大変珍しい。ターコイズ表面に天然の薄いひび、また製作時に生じたアタリを補修した箇所あり。
 
*4点は別売りです
*画像に使用しているチェーン、ケースは付属しません 
 
*①③ SOLD*