CabinetⅣ 【第Ⅳ室】〜Jewellery 宝飾品
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Jewellery〜宝飾品図録42

"Man in the Moon" Carved Moonstone Stick Pin
ムーンストーン彫刻「月の顔」スティックピン


c1890 England
1890年頃 イギリス
刻印なし モチーフ(直径):1.5cm
ムーンストーン ゴールド(おそらく15金)
 
古代密儀、魔術や錬金術、フリーメイソンなど西洋神秘学におけるシンボルとして表されるどこか奇怪な太陽や月の顔は秘密めいた魅力がある。
 
ムーンストーンを彫刻することにより、石の特徴であるアデュラレッセンス(青または白い光が表面を漂うような外観が生じる現象)を生かして、月の顔を幻想的に仕上げたスティックピンである。この作品は、1900年前後に流行したムーンストーン彫刻「月の顔」の中でも直径15mmとサイズが大きく、顔立ちや表情の彫りが特別見事である。石を傾けることによって澄み切った月光のような白い光を宿す月の奇妙な嗤いは、品質が高く遊び心のあるスティックピンとして存在感を放っている。
 
19世紀まで女性のみならず男性も着用した首元に巻くスカーフ(クラバット)を留めるスティックピンは、ブレザーなどのジャケット襟にもお勧め。真鍮製(金めっき)キャッチ(現代物)が付属する(18金製キャッチは別売りでのご用意となります)。
 
*HOLD*