アンティーク銀食器

Annexe12【分室12】〜銀食器小物

Silverware 食卓を飾る煌めきの銀小物

 アンティQ【anti-Q】食卓を飾るアンティークのシルバーウェア小物

 ヨーロッパにおける食の歴史に煌めきを与えてきた銀食器の数々。特にカトラリーは、手掴みで食していた習慣を一変させ、優雅に食事をするための道具として新たな文化を築きました。高価な銀製品を入手できる王侯貴族にとって、磨き上げた多くの銀食器で食事をすることは、銀を磨く使用人をも雇える裕福さの証であると同時に、毒物に反応して変色する銀の特性により、毒殺から身を守ることでもありました。また高級な嗜好品であった砂糖の入手が19世紀半ばには容易になったことで、愛らしい菓子用の銀製小物が多数製作されるようになりました。
 
 アンティQでは19世紀から20世紀初頭の細工の凝った銀食器の小道具を取り扱っています。お茶や食後のデザート、お酒のテーブルをアンティークのシルバー小物で演出してみませんか。古き良き時代、上流階級のために銀細工師が丹精込めた銀製品は、優雅で贅沢な味わいを提供することでしょう。掲載作品についての価格や状態、掲載されていない在庫作品につきましては【CONTACT お問い合わせ】よりお問い合わせください。
 

Silverware

アンティーク銀食器小物図録

French Silver

フランスの銀食器小物

富の象徴また時代様式を反映する工芸品として洗練を極めたフランスの銀器。ルイ王朝時代から続くオルフェーヴル(金銀細工師とその工房)の手技と精神は、世界に誇るフランスの食文化を支えてきた。

 

British Silver

英国の銀食器小物

純度92.5%以上(スターリングシルバー)のものだけを正式な銀製品と認める独自の取引法ができた14世紀以降、厳格な刻印(ホールマーク)制度によって、品質のみならず、時代、工房、製造地が保証された英国銀器は、安心して蒐集を愉しむことができる。
 

German Silver

ドイツの銀食器小物

1871年独立国家に近い多くの領邦がひとつにまとまり「ドイツ帝国」が誕生する。国の銀刻印(ホールマーク)も1886年に三日月と冠に統一され、純度や工房印も打刻される。
 

Other Countries Silver

他の国の銀食器小物

ヨーロッパ(コンチネンタル)だけでなくロシアやアメリカにおいても、独自の様式や作家の登場により、多くの優れた作品が生み出された。